お米作り2017年ダイジェスト
少し遅くなってしまいましたが、2017年度のお米作りの一年をダイジェストで紹介します。おかげさまで、毎年、早めにお米が売り切れてしまいましたので、 今年から耕作面積を増やしての米作りになります。
当然、人の手が足りなくなりますが、頼もしい助っ人の皆様の協力もあり、 今年、一年の米作りを、何とかやっていけそうです。
まだ収穫までしばらくありますが、今のところ(7月)の生育は順風満帆!!
今年も美味しいお米が採れそうです!
前置きが長くなりましたが、ここから今年の米作りの様子です!
1.田んぼの上に積もった雪を処理する
魚沼地方の雪解けは遅く4月になっても雪が残っています。自然に溶けるのを待ってもいいのですが、田んぼの作業を進めるためには 早く雪がとけてもらわないといけません。
重機をつかって、雪が溶けやすいよう混ぜ返していきます。
2.種子選別
まずお米の苗を育てるのですが、種の状態によって稲の生育は大きく影響されます。この工程では粒の大きい種もみを機械で選別します。
3.選別した種子を苗箱に詰める
種子消毒のシーンは写真を撮り損ねてしまいました。 種もみを培養土に均一に投入します。昨年はコシヒカリたちの自慢の女子衆での作業でしたが、 今年は頼もしい助っ人「まこと農園」の皆さんから手伝ってもらいました!4.苗箱をハウスに並べる
育苗箱で種子が発芽した後、苗箱をビニールハウスでさらに育てていきます。今回も「まこと農園」の皆さんの作業です。力仕事のお手伝いは本当に助かります。
5.田んぼに肥料をまき、耕耘する
苗の生育と同時に田んぼの方も下準備まっさかりです。水を引く前に田んぼのに肥料をまき、土と肥料を耕耘で混ぜ合わせていきます。
6.代かき
田んぼに水を引いたら、代かきを行います。水面と泥との高さが均一になるよう丁寧にならしていきます。
7.田植え
そしていよいよ田植え本番です。写真の田んぼはコシヒカリたちので一番眺めのよい田んぼです。
ここで少し残念なニュースが・・・
春に企画した「会いにいける農家プロジェクト第二弾 田植え体験」に応募が集まらなかった ことです。本当はこの一番みはらしの良い田んぼで皆さんと田植えができれば・・・ と考えていたのですが・・・。
やっぱり参加費(足袋代)のせいかな・・・と反省しながらの田植えでした。
8.米ぬかをまく(除草)
田植えが終わった後の山の田んぼにて、一生懸命米ぬかをまいている姿がありました。そう、舘野さんです!この作業は毎回田んぼに入って人力で行っています。
米ぬかには雑草の除草効果とお米の栄養の効果が期待できます。
一枚の田んぼを何往復も歩きながら、米ぬかをまいていきます。
まき終わった田んぼを改めて眺めてみると、頑張ったなーと実感するのでした。