コシヒカリたちのの米作り2016年度版 ~お米の作り方紹介!~
このページではコシヒカリたちののお米作りを紹介していきます。
このページの内容はお米作りの進捗にあわせ随時更新していきたいと思います。
お米作りは毎年毎年で革新的に何かを変えたりはしません。基本的な手順は同じです。
その中で長年の経験に沿って、細かなところで新しい挑戦などもしております。
コシヒカリたちののお米作りのこだわり、工夫などが何かの参考になればと思います。
日々のお米作りを最優先で行いますので、ホームページの更新は遅れるかもしれませんが、新しい更新をぜひ、ご期待ください!
4月準備作業 ビニールハウス作り
4月少し遅めの春、コシヒカリたちののお米作りが始まります。
今年は雪解けが早く、おかげで余裕をもって準備作業ができました。
ちなみに、ハウスのずーーと奥に見える山々が巻機山です。 まだ山頂は白く雪が積もっているのがわかると思います。 この巻機山の雪解け水が塩沢地区のお米に栄養たっぷりの水を届けてくれます
ビニールハウスづくりも手慣れたもの。農家さんは、施設づくりにも長けているんです。
・・・と解説をしているうちに、ビニールハウスの骨組みが完成です。
正面からパチリ!と撮影
最後に骨組みにビニールシートをかぶせて完成です!
ちなみにこのビニールハウスは育苗を終えるまでの短い間だけ使うため簡易的なつくりになっています。
4月上旬 種子洗浄
種子洗浄はお米の種籾から雑菌を洗い流す行程です。
種籾の袋の色が違うのがわかるかと思います。 青い袋は”コシヒカリ”、黄色とオレンジの袋は”〆張り”です。 また、コシヒカリたちのでは品質向上、食味向上のため、 通常のお米とは別に新しい栽培方法を試行錯誤するためのお米もあります。これらのお米は種籾の段階から栽培方法の区別をされているのです。
ある程度の量の種籾を袋に詰めて、井戸水に浸していきます。
5kg位の袋を敷き詰めていくのですが、数が多いので大変です!
種籾の袋を敷き詰めたら、種籾からちょっと芽が生えるくらいまで井戸水を流し続けます。 写真の左端にちょっとだけ見えますがポンプで空気も送り込んでいます。
2~3日水と空気を送り続けながら水に浸した状態で過ごしたあと、1日ほど水を抜いた状態で 過ごし・・・
また水に浸して2~3日・・・を繰り返します。
種子洗浄が終わった種籾の袋を取り出して・・・(これが水を含んでさらに重いんです >< )
遠心分離機で水を飛ばしていきます。
4月上旬 種籾を苗箱へ
種子洗浄を終えた種籾を発芽させ稚苗になるまえで生育させるのが苗箱です。
この作業はチームワークが重要です! 「みんなー!準備はいいかーい!」
まず空の苗箱にセット!肥料もセット!途中で絶えないよう補充は忘れずにねー!
まずは空箱に肥料が敷き詰められます。
主役の種籾を均等にまいて
シャワーで軽く水を浴びたら
上から軽く土をかぶせます。
最後は苗箱のバケツリレー、息はばっちりあってます♪
よいしょ
よいしょ
さて・・・、私も写真はここまで!お手伝いしてきます!!
・・・そして数日後・・・
つづく